相対性理論「天声ジングル」
一年に何回か書く日記です。音楽は詳しくないです。いや、音楽"も"。
日曜日にタワレコに行ったら相対性理論の新アルバムが売っていた。ジャケットだせぇ、調子の悪い小島麻由美かよと思いながら購入。
相対性理論はシンクロニシティーン以降よくわかってなくて、大物とコラボしたりまるえつのソロがあったりで、それはちょっと違うなぁと思いながら放置してたら今って感じで、っていうか解散してると思ってた。
で、タワレコのあおりもなんかすごいし、大物がすごいすごいいってるパッケージだしなんか、すげぇのかなって思って聞いてみたらなんちゅーかポップって感じで、薄味。こう大物のレビューとか、天声ってつけたり、一曲目から天地創造SOSって感じで壮大さを煽っといて肩透かしするって魂胆なのかなって思った。
やっぱりシンクロニシティーンから何年もたってるから声の雰囲気も変わってるしだいぶ印象が変わったなぁと思って、昔感じた神秘性みたいな空気というか、よくわからんっていうのは捨てて、ポップスとして出しているのだなぁなんてことを思いました。
好きなのはケルベロスと13番目の彼女。特にケルベロスのケルベロスなのに輪廻輪廻つって世界観よくわからんけど勢いで進む感じは好き。あとはふーむという感覚です。意地の悪いワードサラダ的な歌詞が好きだったんだけどそういうのもやめたのねぇっていうところです。
そいでもって今日ほかの人のレビューみたい!と思っていろいろ調べてたら進行方向区分別の人、脱退してんのね。しかも2012年とかに。アルバムもシンクロニシティーンの後一枚出てるし。んじゃもう実質まるえつのソロプロジェクトと一緒じゃんかいなっていう。
元々相対性理論知ったのは日記サイトやってた時に知り合いの人が進行方向区分別をほめてたんだけど、いやサブカルすぎる・・・って思ってたら、そのメンバーがヴォーカルをかわいくしてリリースって感じで、スマトラ警備隊いい・・・四角革命すごくよい・・・こりゃ聞きやすいわいと思ってたらあれよあれよとお祭りになってたっていう感じのバンドで、その後前述したようにコラボとかまるえつソロでなんか違くねって離れてったという感じで、全然アンテナに入ってなかった。
で、真部さんって人についていろいろ調べたらタルトタタンってのをやって、ハナエって人をプロデュースして、で今はよくわからん。
さっき家帰ってこれ聞いてあー相対性理論だなぁ。音の重なり方っていうか、こう、重さというか、感覚的だし、素養がないからよくわからんけどそういうのを感じてこっちのが相対性理論だなぁって思いました。わけわからんようで、衒学的で、底意地が悪そうな感じ。
でも相対性理論が出たのはもう十年も前で、十年前と同じ音楽でいいのかっつー話もある。いや、って言ってみたけどハナエって人のアルバム買おうと思いました。
どっちがいいか悪いかとかじゃなくて成分がどっちにあったのかっていう感じででもこの真部さんのタルトタタンは違うなーって思うし、シンバルズは土岐麻子も沖井礼二もシンバルズではないし、相対性理論は真部さんとまるえつの成分が混ざったからなんじゃないかなぁって思うので、実態としての相対性理論とはみたいなことを思ったり、でもフーバーオーバーは岩沢さん以外全員変わっとるけどフーバーオーバーだし、まぁだからなんだっつーわけでもないんだけど感じてた違和感がグーグルの力ですっきりして良かったって話です。
ちなみにCD屋に行ったのはこれを買うためです。